レッドデータ情報いろいろ
昨日は野鳥の会東京支部の東京の鳥シンポジウム「東京都のレッドデータブック」に行ってきました。
東京のレッドデータブックは都道府県版としては唯一改訂されておらず、内容的にもほとんど分布表だけのものですが、昨年から本土部についての改訂作業が始まり、3月か4月頃には新しいリストが公表されるらしいです。島嶼部については今年から作業が始まり、1年遅れで作業が進んでいるそうです。
また、環境省版も10月に次の改訂作業がスタートしたとのことです。
それから、IUCNのレッドデータブック2009年版も発表されました。
今年は鳥については新たな評価はされていないことになっているようですが、日本で検索してみると、2008年版の発表があったときにデータベースで見たリストとは若干変わっています。
扱いが変わった種は2008年に評価し直したことになっていますが、IUCN版の鳥類部分の評価を担当しているBirdLife Internationalが発表した2009年のアップデートで加えられた変更が反映されています。
追加:ダイシャクシギ(NT)
ランクアップ:シマアオジ(NT-->VU)
ランクダウン:オオセッカ(VU-->NT)
それから、データベースの分布情報が書き換えられたようで、クロトキ(NT)、カリガネ(VU)などは日本で検索しても出てこなくなりました。
そのほか、日本でヒットしなくなった種(迷鳥なので、外すのは正しいと思います):
ソデグロヅル、シロハラチュウシャクシギ、ハイイロペリカン、アカノドカルガモ、カラフトワシ、ヒメチョウゲンボウ、ノガン、ハリモモチュウシャク、ゴビズキンカモメ
ただ、こうなると、オオシロハラミズナギドリやヒメシロハラミズナギドリは日本でヒットするのはちょっと違和感があります。
カラフトワシが抜けてカタシロワシが残っているのも微妙ですね。
カリガネは最近宮城県北部では毎年何家族か観察されているようですし、それが外されるんだったら....
このほか、日本のレッドデータブックと異なるところ(2008年版とは同じ)としては、日本産鳥類目録には入っていないコバシウミスズメ(CR)が入っていることや、日本ではNTですらなくなってしまったルリカケスが変わらずVUで入っていることなどがあげられます。
ホームページの方は、石川、熊本、IUCNと更新しなければいけないものがたまってしまいました。
近日作業しますので、お待ちください。
IUCN版の方は、混乱するので、今回からいつデータベースにあたった結果によるものかを明記するようにしようと思います。
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